2018.03.26イベント
平成29年度卒業式・卒業記念パーティの様子を公開!

 2018年3月23日(金)10:00から本学にて卒業式が挙行され、青空のもと、466名の学生が卒業しました。女子が比較的多い本学は、個性豊かに華やかな袴姿に彩られました。河野学長からは、「大学・短期大学での学んだ知識は活用しなければなりません。知識は所有するものではなく、活用し、発展させることで、本当の価値を発揮します」、また「本学の建学の精神でもある『和』、人として感じる心、共感する心、人への慈しみの心、思いやりに溢れた心を大切にしてください」、という式辞がありました。

 また、卒業生代表のあいさつに、会場全体が感動の様子につつまれました。※最下行に掲載しています。

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卒業式の後は、シーサイドホテル舞子ビラ神戸で大学主催卒業記念パーティを挙式致しました。

学生はドレスに着替え、パーティで仲間や教員との別れを惜しみました。パーティの終盤には、後輩学生と学習支援センターが制作した学科ごとの想い出ムービーを放映し、涙する姿や、当パーティでの様子まで即座に盛り込まれている出来栄えに感動した学生達が涙ながらに動画撮影を行う様子がありました。

会食卒業記念パーティ

閉会後は教員からひとりひとりにバラが手渡され、抱き合い別れを惜しむ姿で締めくくられました。

 

◆以下短期大学部第三部卒業生代表のあいさつ一部抜粋◆

『振り返れば、入学したのがつい昨日のことのように、月日はあっという間に過ぎ、今日卒業の日を迎えました。

 入学してからの授業は、発見と驚きの連続でした。保育実習では、沢山の手遊びを覚え、図書館で大量の絵本を借りて、万全の準備を重ねて臨みましたが、毎日自分の未熟さを痛感し、泣いていたのを覚えています。そんな時はいつも先生や仲間の存在に助けられ、励まされ、少しずつですが知識や技術を身につけていきました。本当にありがとうございます。

 初めて行った保育実習で子ども達同士の喧嘩を目の当たりにしました。私は、発達年齢に応じた解決方法を探るため、お互いの想いを聞き出し、受け止めようとしました。その時に一冊の絵本の言葉が頭に浮かんだのです。それは星の王子さまにあるこんな文です。『大切なものは目に見えない。心で感じるしかないんだ』子どもの行動・様子は目に見えても一番大切な子どもの気持ちは目に見えません。心の目で見るしかありません。すべての行動は気持ちがあって起こります。そのため、頭ごなしに手を出したから悪いのではなく、その子どもの気持ちを考え、受け止め、互いに納得ができるように時間をかけてでも気持ちが変化することを見守ることが重要であると気付きました。

 本学には『ありがとうのプロフェッショナルへ。』というタグラインがあります。私は三年間ありがとうのプロフェッショナルを目指していましたが、まだ言えていないありがとうが、あります。

 私には全盲の父がいます。私がこの兵庫大学短期大学部に入学する一か月前に失明しました。最初はアルバイトや学校で疲れているのに、買い物を頼まれたり、父中心で動かないといけないことに腹が立ったりしていました。しかし、これまでを振り返れば、毎日お弁当を作ってくれたり、幼い頃は休日一緒に遊んでくれたり、ずっと育ててくれた親父に一度も正面を向いて“ありがとう”と言えていません。二度とないこの場をお借りして伝えたいと思います。

「親父、今まで育ててくれてありがとう。お陰様でこんなに大きくなりました。見えないから分からないと思うけど、親父によく似てお腹も出てきました。私は四月から保育士として大きな一歩を踏み出します。社会に出ても学び続ける姿勢と努力を忘れず、日々励んでいきます。だから私が立派な保育士になるまで心の目で見守っていてください。目が見えなくても大丈夫。だって大切なものは目に見えない。心で感じるしかないんだから。」

 

最後になりましたが、私たちが無事大学生活を送って来られたのは、諸先生方や職員の皆様をはじめ、陰ながら支えてくれた両親、様々な苦楽をともにした先輩や同級生、後輩たち、周りの多くの方々のおかげです。心からお礼の言葉を申し上げます。

この四月からは社会人としてそれぞれの道へと進み、新しい生活が始まります。兵庫大学で得た知識や経験を活かし、今後社会の一員として羽ばたいていきたいと思います。』
卒業式式辞(平成29年度).pdf