2023年8月29日から9月1日の4日間、成人看護学実習Ⅰ・Ⅱにて、地域医療福祉研修センターで養成研修を受けた模擬患者さんたちに入っていただき、実践に即した演習をしました。成人看護学実習Ⅰ（急性期）では、術後の観察と術後の離床の看護を実施しました。また、成人看護学実習Ⅱ（慢性期）では、心不全患者さんの観察と退院時支援について実施しました。
模擬患者さんは、それぞれの患者になりきって演じていただきました。また、学生の看護実践に関して、患者の立場で肯定的なフィードバックがあり、学生たちの満足度も高かったです。学生からは、「実習前の演習で、このような模擬患者の演習を実施することで、自信につながる」という反応がありました。また、模擬患者さんからも、学生が行う看護実践に心打たれるものがあったようです。このような、地域の方が、本学の学生にかかわるような教育システムは、教育効果として高いと感じました。
今後も継続して、本学の学生の教育と地域社会との交流を深めていきたいと思います。