【授業風景】第三学年によるテーマ学習の成果発表会を行いました
保育科第三部3年生学び応用ゼミの授業内にてテーマ学習を行い、成果発表会を11月8日(水)に実施しました。
保育に関する様々な事柄について、何を調べるかを学生たちがテーマ設定を行い、グループ毎で専門家への聞き取り調査、文献調査、自作のコマ取り動画作成などを行いました。
発表はポスター形式。自分たちが作ったポスターの前に立ち、内容を発表するとともに、発表を聞きにきた学生の質問へ回答。
中には把握していなかった質問もありましたが、実習で見たことや授業の内容などから自分なりの回答を行っていました。
ポスター形式ということで、学生同士でも多種多様なディスカッションによって学びを深めることができました。
プログラム内容
「保育現場のICT利用について」
・ジョージとハッピークリスマス(コマ取りアニメ)
・コマ取りアニメ~おさんぽびより~
・絵を動かすアプリ:水族館
・ICTと保育 「環境の観点から保育を考える」
「環境の観点から保育を考える」
・保育現場での事故についての事例と対策
・乳幼児のけがの原因・予防について
・熱中症対策について(教室や外遊びでの環境を中心に)
・熱中症について(食事環境を中心に)
・熱中症対策について(衣類対策を中心に)
「こんなとき、どうしたら?〜様々な事例検討」
・不適切保育について
・不適切保育って?
・イヤイヤ期について
・発達障害についての事例検討
発表後の振り返りより
・どのグループもこれまでの学習内容を基盤にした、具体的な保育現場に生かすためのまとめがなされていたと感じた。
例えば、健康や安全面では具体的な事例を参考にして、実際に現場で行われている対応や予防策のデメリットまで聞けたことで、様々な見方をしながら慎重に現場で検討していく必要性を学んだ。
・私達が授業であまり行うことは無いことを、自分たちで考えてグループでまとめて様々なことを調べられていてすごいなと思いました。
子どもたちのことに関するイヤイヤ期やICTのこと、ニュースになったことなどをこと細かく調べられていて全て回りましたがとても勉強になりました。
・不適切保育は、身体的、心理的に脅かしたり、傷つけたりする行為のことです。不適切保育になってしまうのは、人手不足による多忙・ストレスなどが挙げられていて確かにそうだと思いました。その改善点がすごく勉強になりました。
・絵を動かすアプリの班は、子どもたちにとって自分が描いた絵が動くということはとても好奇心を刺激するものだと思うので、私も積極的に保育に活用していきたいと思いました。
自分たちの発表について
・実際に自分たちが実習に行かせていただいた時の経験から考えることで、より支援方法を想像しやすくし、工夫しました。
また、幼稚園や特別支援の先生方の専門的な意見を聞くことで具体的に支援方法を学ぶことができました。
・模造紙には簡単にまとめていたので、発表では内容を深めて発表することができました。また、発表では書いてあること以外のことを相手に伝えたため、分かりやすい言葉でゆっくりと話すことが大切だと思いました。
発表内で「この中で特に多い事故はどれですか」という質問がありました。調べることができていなかったので、個人的には〇〇だと思いますと回答しました。
・私たちはコマ撮りをしました。少しの動画でも写真の枚数はたくさん必要ということを学んだし、作成時間は3時間ほどかかったので、動画を作るのは簡単ではないし、凝らないとできないことなんだとわかりました。
撮影した写真の枚数は少なくてもそれを再利用して何回も繋げているので時間はかかりました。
ですが、完成して、他のグループの人や先生方に見ていただいたときに好評だったので作成して良かったと思いました。子どもも喜ぶような内容でまた作成してみたいと思います。