栄養マネジメント学科
【授業風景】『臨床栄養学実習』
栄養マネジメント学科3年生対象の「臨床栄養学実習」について紹介します。
この授業では、病気の方を対象とした献立の作成、展開食作成などを行っています。展開食は、常食(特別な治療が必要でない人の食事)を、治療の必要な人に合わせて変更した食事のことです。例えば、高血圧では塩分を、腎臓病ではたんぱく質を減らします。
左は常食、右は食塩食です。
見ただけでは違いが分かりにくいですよね? 実は、右の写真の方が塩分が1g以上少ないのです!
真ん中の「ほうれん草の胡麻和え」の味付けは、ごま、酢、砂糖だけです。
最近では、手軽にできる貧血改善のための1品料理を作りました。「手軽で美味しい」と好評でした。
レバー料理は作ってみると案外簡単だったそうです。先ずは自分が作ってみないと紹介しにくいですよね。
盛付も上手くなったと成長を感じます。流石3年生です。
基準に合っているかの確認も行います。
管理栄養士として働く前に、家族の健康管理にも役立たせることができる授業です。