健康システム学科
【授業風景】「体力測定と評価」の授業の紹介Part.2
「体力測定と評価」の授業の紹介Part.2です。
今回は健康運動実践指導者と保健体育の教員免許資格に関する授業の紹介です。
最大酸素摂取量の測定方法の1つである「12分間走テスト」の実施準備の仕方と測定法を学びました。
これまで2週にわたって持久走(男子1500m走、女子1000m走)の実施のため、グラウンドに200mトラックを設営する方法を実践してきました。規模が大きい上にグラウンドでは目標・基準となるものが無いことから、直線の距離がわかっても正確に並行ラインを取ることの難しさ、カーブの取り方など、机の上でノートに書く事とは大きな違いがある事が実感できました。
また、複数で協力して効率良くコースの設営を行うことの難しさも体験しました。コースの設営後は、ペアでそれぞれ12分間走を行い、走行距離から最大酸素摂取量の算出と運動終了後の心拍数から運動強度の計測も行いました。これまでの測定でも同様ですが、準備物の確認、実施場所の確認、安全確認などの重要性も学びました。
この学びは、スポーツ系の指導者や保健体育教員になるにあたっては重要です。どうすれば安全かつスムーズに実施できるか、自らが体験しながら技術の習得にチャレンジです。
本学科では、学生が将来、指導者の立場になって、実際に現場で実施できる力を身につけてもらう事を念頭に授業展開をしています。1つ1つの経験、学びを将来に活かしてほしいと強く願っています(朝1限の持久走、よく頑張りました!)。