現代ビジネス学科
【現代ビジネス学科】共通教育科目「地域と文化財」における採拓実習の様子!
2024年7月18日、イオン加古川店東の西国街道沿いにある、加古川市平岡町地蔵堂五輪塔で採拓実習を行いました。
共通教育科目「地域と文化財」の授業の一環としての学外実習でした。現代ビジネス学科の学生も参加しました。この五輪塔は室町時代前期の塔とされています。貴重な文化財です。
写真は、加古川市新在家地蔵堂五輪塔で高さ225㎝、凝灰岩(龍山石)製の、室町時代前期とされる、堂々たる大きな五輪塔です。この五輪塔の水輪部(球形)に彫られた、仏様をあらわす種字(梵字/サンスクリット文字)の拓本を採ります。彫られた種字ですが、このままでは、判読が困難です。採拓してみると、釈迦如来の種字のバクと思える形が浮かび上がってきました。
次の写真の種字は何でしょうか? 採拓を開始してみると、少しずつ、形が浮かんで来ました。
次の写真は、留学生が真剣に採拓に挑戦している様子です。留学の良い思い出の一つになったでしょう。綺麗な拓本が採れました。金剛界大日如来の種字のバンのようです。
みんなでワイワイと楽しく採拓実習をしました。
地元町内会の特別のお計らいにより、採拓実習を実施することができました。深謝申し上げます。現物の貴重な文化財で実習を行ったことで、受講生の文化財に対する意識が深まれば良いです。