7/1（月）に、入学して初めての実習「生活の中の実習」学内実習において、「インタビュー振り返り・発表会」を行いました。

2022年度より開始となっている【看護の対象の様々な世代の方を生活者として理解する】ための実習の一環で、高齢者大学などの施設でインタビューを実施し、様々な年代の方の価値観や生活を理解していきます。
そのための前段階として、〈身近な人にインタビューをする〉という課題を全員が実施し、その成果をグループで共有したものを全体で発表しました。

1年生は、初めての実習に向けて、アクティブラーニングとしてのグループワークや全体討議を用い、活発な意見交換ができました。

家族や身近な友達へのインタビューで、「初めに時間や場所を設定し同意を得ることが大事」「事前にインタビューの内容や順序など進行を計画していても、対象の方が回答する内容でその場で変更することも必要」「生きてきた背景によって価値観が異なる。それを理解することが必要」など、学習を深めることができました。
また、今回の発表会で教員が素晴らしい！と感じたのは学生の質疑応答でした。鋭い質問や、それに対して一生懸命伝えようと答える姿が良かったです。そして、９割の学生が１度は質問や感想を述べることができました。これは１つのグループの発表に対して５人が意見を出せたことになります。初めての発表会で皆の前で自分の意見や考えたことを言葉として出すことは簡単なことではありません。多くの手が挙がったことがとても嬉しく感じました。今回、意見ができなかった学生も頭で考え、心で感じたものはあるはずです。次は勇気を出してみましょう。

今後の実習がとても楽しみです。