看護学科

【看護学科】看護の統合と実践実習(4年生)

毎年、6月から7月にかけて、4年生は「看護の統合と実践実習」臨地実習に出ます。
実際に、病棟で看護チームに入れてもらい、病棟の看護師とともに患者にとってよりよい看護とは何か考えながら、看護実践を行ってきます。また、多職種連携や病院経営の中での看護管理、リーダーシップ、メンバーシップ、複数受け持ちといった多角的視点を持つといったことを2週間のうちに学びます。 ある実習施設での学生の様子をお知らせします。
 

看護部長さんから、「ヒト・モノ・カネ」と病院、看護のつながり、よりよい看護につなげて考える話を伺いました。
このあと病院ラウンドをして、気づいたことを共有しました。
ナースコールが鳴り続けない・・・看護師の先取り看護に気づきました。
だれもが看護部長さんと笑顔であいさつを交わしていました。いや、看護部長さんのお顔を見ると笑顔になるのかもしれません。
 

病棟のチームに入れてもらって実践する中で、一緒に行動する看護師の「配慮」や「観察眼・気づき」「看護を考える力」に学生らは感激し、自分たちの近い将来の看護師モデル像が膨らみました。
チームワークの良さやチームの雰囲気に、報告や相談しやすさがあり、看護は意見をもってケアにあたっていることを報告し合いました。
多職種カンファレンスでは、患者の代弁者となって他の職種の専門的意見と合わせて討議していく様子に圧巻でした。
また、病院経営といった視点では、ベッドコントロールについて、物資の不足は看護をするうえで困ること、そして各病棟のケアする人員が足りているかどうか、看護部長・師長が中心となって人員の支援を行い病棟運営が円滑に回ることも知りました。

4年生にとって、この「看護の統合と実践実習」は、大学生としてユニフォームを着る最後の実習になります。 そこで、実習最終日に、これから実習に行く3年生の講義へ参上し、「自分たちはどのように実習を乗り越えたのか」を伝え、激励し終了しました。 この「看護の統合と実践実習」では、学生同士でお互いを高めあい、「看護って楽しい」という言葉が出てきました。これは学生らの頑張りが成果となった証だと。きっと、この経験は、学生らの看護の心の成長を促してくれるものと思っています。

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