看護学科

【看護学科】1年生 心地よいケアができた!!!~清潔の援助技術~

「看護技術論Ⅰ(生活の援助技術)」の授業で【清潔の援助技術】の演習を実施しました。 いよいよ、この科目も終盤をむかえました。 
4~5人の少人数グループで、寝たきりの患者さんを想定し、お風呂代わりの①清拭(体を拭く)と更衣、②足浴・手浴・陰部洗浄、③洗髪を行いました。学生はそれぞれ看護師役割と患者役割の両方を経験しました。
寝たきりの患者さんの体を拭く、髪を洗うという技術は、これまでの学んできた【移動移乗の技術】を使って体を動かし、【感染予防の技術】を使い安全を保つ、【環境を整える技術】を使いベッド上に防水シーツを敷いたりするなど、これまで学んできた技術を使って初めてベッドの上で、体を拭いたり、着替えたり、髪を洗ったりすることができます。看護師としてのプロフェッショナルな技術が使えて【心地よいケア】となります。

寝たままで手を洗うこともできます。体をふくだけでなく、お風呂と同じように、お湯につけたり流したりできるところは体の向きや、シーツを工夫して、体をきれいにしていきます。 体を起こせない患者さんは、このように横向きになり洗面器に手を付けることができます。

動けない患者さんの洗髪は、ベッド上に浮き輪のようなケリーパッド(茶色のもの)を頭部に敷き、その中で髪を洗います。シーツや服をぬらさないよう、その上で体調も観察しながら、心地よくなっていただかないといけません。【ピッチャー(お湯をかけるステンレスの容器)の持ち方は大丈夫!!】

このように、顔に水滴がかからないよう手で壁を作り、ピッチャー(ステンレスの容器)でお湯をかけていきます。お湯が冷めないよう温度管理も必要です。

ベッドから動ける方は、美容院のような洗髪台で洗うこともできます。 ここでも、お湯の温度管理が必要ですが、シャワーがついているので、水圧もあり気持ちいいです。【洗い残しや気持ち悪いところはないですか?】など声掛けも自然に出てくるようになりました。指に力を入れてマッサージもできました。
演習後の感想では、【簡単そうに見えて自分で実際行うのは本当に大変だったけど、気持ちよかったと言われてうれしかった】【患者役をして服が濡れないように工夫してもらえて嬉しかった】【心地よい方法をもっと練習していきたい】など前向きな学びや感想が多くありました。
入学して4か月、本当に成長しました。 来月には、いよいよ実際の患者さんに出会える病院実習です。

  1. トップ
  2. 【看護学科】1年生 心地よいケアができた!!!~清潔の援助技術~
OPEN CAMPUSOPEN
CAMPUS
資料請求資料請求 Web出願マイページ
登録