「教育特論Ⅰ」の授業の紹介Part.3です。キャリア教育に関する授業の紹介です。

今回は、たかみやこころのクリニックの臨床心理士・公認心理師である岡田由美子先生を講師にお招きしてご講義いただきました。岡田先生は、加古川中央市民病院の小児科や周産期医療で心理士としての経験を積まれ、現在は若手の育成にご尽力されています。

今回は、2年生と養護コースの3年生を対象に、「キャリア教育のための自己理解・他者理解」について、心理検査を用いたワークをしていただきました。
ワークでは、テスト形式の検査と、絵を描くという描画法を学生に体験してもらいました。その後、各々の結果を共有したり、グループ共有後は代表者が発表したりという、自分を知り、他者を知るという貴重な機会になりました。
ワークを通して、できない部分や苦手な部分に注目するのではなく、できるところや得意なところを見つけて、そこを伸ばしていこうという、岡田先生からのメッセージがありました。

これから進路を考え、決定するまで、何度も何度も自分と向き合い、そして人と比べることがあると思います。その時は、今日は見えた、「できる自分」や「得意なところ」を思い出してくださいね。