栄養マネジメント学科
【栄養マネジメント学科】授業紹介『栄養教育論実習Ⅰ』
3年生科目の栄養教育論実習Ⅰでは、管理栄養士業務の一つである「栄養教育」に必要な基礎能力を身につけるため、栄養教育の理論をもとに対象者の問題点を抽出、計画の立案、行動変容のための指導手法を習得することを目的としています。
今回のテーマは「個別栄養指導 第1回目」です。
これまでの授業では、学生が自分自身の栄養アセスメントを実施(コチラ )、問題点の抽出、栄養教育計画の検討、栄養教育をするための教材作成をしました。
そして、栄養教育計画をもとに作成した教材を使用し、4人1組となり栄養士・クライアント・観察者(タイムキーパー)をローテーションして、模擬栄養指導(栄養教育のロールプレイ)を行いました。
栄養指導後は、良かった点や改善すべき点を振り返りました。
栄養士役を経験し、学生からは「クライアントの情報をもとに食生活の課題について一緒に考えることができた」「クライアントの目を見てうなずきながら話を聞くことができた」などが良かった点として挙げられました。
一方、「クライアントの情報を詳しく聞くことができなかったので、詳しい情報を得るために質問の引き出しを持っておくことが大切だと思った」「クライアントの気持ちや目標を聞き、クライアントと一緒に目標設定をするべきだった」など改善点も明確になったようです。
初めての栄養指導では、たくさんの学びがありましたね。
今回の経験を踏まえて、2回目の栄養指導はレベルアップできるように頑張ってください!