栄養マネジメント学科

【栄養マネジメント学科】授業紹介『食品衛生学実験』

 3年生科目の食品衛生学実験では、食品添加物の検出方法や微生物を培養して身の回りの菌の観察などを実験しています。
今回は「油脂の酸化」についての実験を行いました。

油脂といえば、サラダ油やごま油、オリーブオイルなど普段の料理に欠かせない食材の1つですね。
そんな油脂も、適切に保管しないと酸化が起こり品質が悪化することがあります。
油脂の品質を調べる指標の1つに【過酸化物価】と呼ばれるものがあり、この値が高い油は、いわゆる「傷んでいる油」ということになります。

実験ではまず開封直後の新鮮な油の過酸化物価を測定し、 その後、色々な場所(冷蔵庫内・実験室内・太陽の光がよく当たる所)に1週間保管して再度測定を行いました。

結果は...

太陽の光がよく当たる所に保管した油の過酸化物価が、ほかの保管場所と比較して大きく上昇していました!
学生からは
「自宅で油をどこに保管すればよいかを客観的に理解できました」
「油にも『鮮度』があることに気づき、これからは新鮮なうちに使いきれるようにしたい」
などの学びを得たコメントがありました。

このように、実験を通してさまざまな食品の鮮度の判定方法や適切な保存状態について理解を深めていきます。

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