【短期大学部保育科】『学生交流会』を開催しました
2月15日(金)に第一部・第三部の学生全員で学生交流会を開催しました。
学生交流会は、上級生と下級生とを、実習先や希望する就職先の地域でグループに分け、実習や就職活動について自由に話し合い、互いに交流を深めあう場です。
上級生が身をもって体験した実習や就職活動の情報は、下級生にとっては何よりも身近であり、得がたいものです。
あるいは、上級生の成功談だけでなく、自身に対する反省を交えた親身のアドバイスなどは、
近い将来への不安や疑問を感じている下級生の心にしみるものとなるのではないでしょうか。
第一部と第三部という所属の違いや学年の違いから、これまで話す機会のなかった学生どうし、最初のうちは誰もが少なからず緊張しているようでした。
しかし、配られた美味しいお弁当を食べつつ、食べ物の好き嫌いのことなどをきっかけに、和やかな空気が流れはじめ、楽しい雰囲気の中で話は盛り上がっていきました。
「『ここに就職したい』と思った決め手は何ですか?」という質問を投げかけられた上級生は、
「実習に行ったとき、そこの先生方が一丸となって子どもたちに向き合っていらっしゃることに感動し、自分もその一員になりたいと思ったから」と答え、
下級生は実習先を実習先としてだけではなく、就職先としても考えるという見方があることを改めて認識したようでした。
実習先が就職先になるということは決して珍しいことではありませんが、なぜそうしたのかという当事者の声を聞けたことで新しい発見もあったと思われます。
また、実習先の多様性や面接に臨む心がまえ、苦手分野や科目の克服法といったさまざまなことが話題にのぼり、
上級生は自身の歩んできたことを振り返るなかで、自身をさらに高めていく決意を固めたように見えました。
昼食がはじまります
上級生から話しかけています
実習ノートを見ながら
親しくなって会話がはずみます
上級生はもうすぐ本学を巣立ちます。そして、下級生もやがて本学を巣立っていきます。
ともに昼食をとり、ともに語りあった時間はわずかですが、こうした時間の記憶は巣立ってからも消えないでしょう。
先輩と後輩という絆は、本学の同窓の絆でもあります。その絆を生むことも、短期大学部における学生交流会の大きな目的となっています。
巣立っても、この絆はそれぞれを支えあうものとなるはずです。 これからも本学では、このような学生交流の機会を増やしていきたいと考えています。