栄養マネジメント学科
【栄養マネジメント学科】《授業風景》臨床栄養学実習
「臨床栄養学実習」の授業風景をご紹介します。
今回は、嚥下ピラミッド2013の確認を行いました。
超高齢化社会を迎えた日本の高齢者の食を担うためには必須の内容です。
皆さんは、食べ物を口に入れて飲み込むまで、自分の歯・舌・唇がどんな動きをしているか考えたことがありますか?
食べてから飲み込むまでの過程を学習した後、「日本摂食・嚥下リハビリテーション学会の嚥下調整食2013」に合った食品を用い、
嚥下ピラミッド0 (ゼリー状)から4(箸、スプーンできれる)の硬さを確認しました。
調理実習では、高野豆腐と肉じゃがの「ソフト食(コード3に該当)」と離水の少ない茶わん蒸しや握りずしを作りました。
ソフト食とは見た目は普通食と同じですが、噛み切りやすく飲み込みやすいように調理法を工夫している食事です。
ミキサーが混ざりやすいようにだしを入れすぎると栄養価が下がり、混ぜすぎるとノリのようになるため、集中して一つひとつの食材毎にミキサーにかけていきます。