【保育科】社会で輝くプロフェッショナル
本学の卒業生たちは、社会に出て、さまざまな分野で活躍しています。
「どんな仕事」に就いているか、兵庫大学に入学して「一番良かったこと」や、ここで学んだことが今の仕事に「どう活かされているか」、
先輩たちの生の声を紹介します。先輩たちの活躍ぶりと、あなたの将来の姿をぜひ重ねてみてください。
前田 裕実さん( 2016年3月卒業 兵庫県立明石北高等学校出身)
明石市立高丘保育所 保育士
「子どもからも保護者からも同僚からも、信頼される保育のプロフェッショナルへ。」
短大でのたくさんの方々のサポートのおかげで、公立の保育所で働くという夢を叶えることができました。
6人兄弟の長女だった私は、幼少期から弟や妹のお世話をしていたこともあり、小さな子どもと関わることが好きでした。
そのため大学へ進学する際には、保育士の道へ進むことに迷いはありませんでしたが、私がめざした「公立の保育所で働く」という目標は、
採用枠も少なくとてもハードルが高い目標でした。
しかし、私の夢を知ったたくさんの教職員の方々が、ピアノの練習では過去の傾向からアドバイスをしてくれたり、面接の練習ではハッキリしない
私の姿勢を厳しく叱咤してくれました。私の今があるのはそんな方々のおかげです。
子どもたちの成長を保護者の方々と共有できたときが、この仕事のやりがいを一番感じるときかもしれません。
在学中からキャンパス内にある附属幼稚園や地域の学童保育のボランティアへよく参加していて、
その頃から子どもたちが新しいことにトライして喜んでいる姿を見るのが好きでした。
今はその頃とは立場も責任も変わってプロの保育士として関わっていますが、やっぱり子どもの成長を身近で感じることができるのは一番嬉しいです。
保護者の方からも、運動会や生活発表会で子どもたちの頑張っている姿や成長した姿が見ることができて感動したと言っていただけたときは、
保育士をやっていて良かったと思える瞬間です。
この先生なら大丈夫だと安心して任せてもらえる保育士へ。私が子どもを産んだとしても、大好きな保育士の仕事へ戻ってくると思います。
現在、5歳児の担任をしていることもあり、やっていいこととダメなことの分別をしっかりと教えてあげられるようにと思っていて、
その声掛けにも否定的な言葉を使わないように心がけています。
子どもの感受性はとても高くて、声の掛け方ひとつでも大きく影響することがあるのでとても難しいなと感じています。
それでも、これからはもっと色々な年齢の子どもと関わっていくことになるので、それぞれの年齢に合った適切 な保育ができるように、
職場の先輩方に相談しながら成長したいと思っています。
そして子どもたちからはもちろん、保護者からも任せて大丈夫だと思ってもらえる保育のプロフェッショナルになっていきたいです。