【栄養マネジメント学科】社会で輝くプロフェッショナル
本学の卒業生たちは、社会に出て、さまざまな分野で活躍しています。
「どんな仕事」に就いているか、兵庫大学に入学して「一番良かったこと」や、ここで学んだことが今の仕事に「どう活かされているか」、
先輩たちの生の声を紹介します。先輩たちの活躍ぶりと、あなたの将来の姿をぜひ重ねてみてください。
尾畑 千弘さん( 2016年3月卒業 兵庫県立明石清水高等学校出身)
西宮市立南甲子園小学校 栄養教諭
「食べることで児童たちを元気にできたら栄養教諭としてこんなに嬉しいことはありません。」
将来の目標を見つけさせてくれた母と、その目標へ導いてくれた先生方のおかげで天職と出会いました。
母が栄養士で、毎日とても美味しいご飯を作ってくれていたことが管理栄養士をめざしたきっかけでした。
オープンキャンパスで兵庫大学を訪れ、調理室や実験室など施設が充実していて、基礎からしっかりと学べそうだと思い進学しました。
在学中は、ボランティアサークルに所属し学科で学んだ調理技術や知識を活かしてさまざまな経験をすることができました。
でも一番私を成長させてくれたのは、知識の詰め込みではなく、自分たちで「分かった!」と気づけるような楽しみながら学べる授業をしてくれた先生方との出逢いでした。
児童たちが給食や食育の授業を通して食べることに興味や感謝の気持ちを持ってくれることが嬉しい。
栄養教諭という仕事があることを知ったのは入学してからでした。当初は、給食の調理員になりたいと思っていたのですが、
4年生の教育実習で児童と一緒に遊んだり話をしたりする時間がとても楽しくて、その活き活きとした表情を見て、栄養教諭をめざそうと思いました。
しかし、栄養教諭は採用の募集が少なく、私も現在の正規雇用まで卒業後4年もかかりました。
児童から「美味しい給食ありがとう」と言ってもらえたり、食べることに感謝している姿をみることがとても嬉しくて、この仕事に就いて良かったと思います。
食の大切さを児童と保護者に伝えることができるこの仕事に、誇りと責任感をもって私らしく取り組んでいきたい。
赴任当初は、児童とどのように会話をすればよいのかわからず戸惑っていましたが、ようやく1年が経ち栄養教諭としての仕事に慣れてきました。
これからもこの仕事に誇りと責任を持ち、もっと食育について取り組みながら、食べることの大切さを児童や保護者に伝えていきたいと 考えています。
そして私の食育指導により給食の食べ残し量が減り、家庭での朝晩の食事にも意識を持ってもらうことができればと思います。
これを解決するには、私自身が大学で学んだ知識をさらに深め、授業の内容を児童から保護者へ伝えてもらう方法も考えなければいけません。
私らしく積極的にアプローチしながら成長していこうと思います。