【健康システム学科】社会で輝くプロフェッショナル
本学の卒業生たちは、社会に出て、さまざまな分野で活躍しています。
「どんな仕事」に就いているか、兵庫大学に入学して「一番良かったこと」や、ここで学んだことが今の仕事に「どう活かされているか」、
先輩たちの生の声を紹介します。
先輩たちの活躍ぶりと、あなたの将来の姿をぜひ重ねてみてください。
中井 創一さん( 2019年3月卒業 兵庫県立三木高等学校出身)
兵庫県教育委員会 西宮市立上甲子園中学校 保健体育教諭
「どんなシーンにも柔軟に対応しながらどんな生徒にも同じように体育の楽しさを伝えたい。」
目標とした先生、応援してくれた先生、そして一緒に学んだ仲間のおかげで採用試験に一発合格!
私の中学生当時の体育の先生は、とても楽しい授業をしてくれる先生でした。自分自身、野球やサッカー、水泳など
色んなスポーツを経験しスポーツの楽しさを知っていたので、あの時の先生のように体育の楽しさやスポーツの面白さを
生徒に伝えたいと思い体育教諭をめざしました。
在学中は、採用試験対策や面接補習を先生方が熱心に指導していただいた一方で、
同じ目標を持った仲間とモチベーションを高め合いながら学ぶことができました。
そのおかげもあり、初年度での合格は難しいと言われる教員採用試験に一発で合格することができました。
体育の授業や部活動の指導を通して、生徒たちの成長や新しい気付きが感じられると、それが私の自信につながります。
体育教諭となっていきなり40名の生徒を相手に一人で授業をするのには最初は戸惑いましたが、1年が経ち、ようやく慣れてきました。
それでも毎回の授業で課題が出てくるので、先輩の先生へ相談したり、授業を見学させてもらい良いところを学ぶなど日々勉強しています。
今年の2学期には、年間指導計画で新たに授業に取り入れたバドミントンが生徒たちに好評で、
なかには「高校ではバドミントン部に入る」って言いだした子もいたほどです。
新たにスポーツの楽しさを教えることができたかなとちょっと自信になりました。
毎日の授業に目的を持って取り組み、必ず振り返りを行うこと。私の体育教諭としての成長が、生徒たちの成長に繋がるはずだから。
当面の目標は、新任から5年のうちに先輩の先生方から多くの事を学び、指導法や授業計画の作り方など自分のカタチをつくること。
そのため、毎回の授業で生徒一人ひとりに何を伝えたいのかということを決めて取り組んでいますが、
計画通りに進まなかったり、怪我人がでたりすることもあり、想定していなかったシーンに遭遇したときにどのように展開していくのか、
まだまだ経験と実績を積む必要があると感じています。柔軟な指導力を身につけ、生徒とともに自らも成長していきたいと考えています。
また、生徒との距離感にも気を付けています。
中学生という年齢もあるので授業中と休み時間でメリハリをつけて接しなければいけないなと思っています。
現状は、女子生徒たちから親しみを込めてあだ名で呼ばれていますけど。