社会福祉学科

【社会福祉学科】社会で輝くプロフェッショナル

本学の卒業生たちは、社会に出て、さまざまな分野で活躍しています。
「どんな仕事」に就いているか、兵庫大学に入学して「一番良かったこと」や、ここで学んだことが今の仕事に「どう活かされているか」、
先輩たちの生の声を紹介します。先輩たちの活躍ぶりと、あなたの将来の姿をぜひ重ねてみてください。

伊福 大樹さん (2018年3月卒業 兵庫県立播磨南高等学校出身)
社会福祉法人 神戸老人ホーム 特別養護老人ホーム 友愛苑 勤務

「祖父母への感謝の気持ちが、社会への恩返しになればいいなと思います。」

幼い頃から祖父母をはじめ地域の高齢者に見守られて育ったから自分にできることで恩返しをしたいという気持ちから福祉という道を選びました。
小さい頃から祖父母にとても可愛がってもらい、今でも休みの日には一緒に出掛けるほどです。
楽しい想い出の中でも特に記憶に残っているのは、毎年祖父母と親戚、それに近所の方々も一緒にお遍路参りを恒例行事としていたことです。
この頃から、祖父母や高齢者の方と会話をする時間がとても好きでした。
中学校2年生の時に授業で介護について学ぶ機会があり、大好きな祖父母にいつか恩返しがしたいと常々思っていた私は、
将来進むべき道は福祉に関することではないかと考えるようになりました。

毎日のように利用者の方からいただく感謝と笑顔が仕事への活力となり、私の将来を照らしてくれます。
福祉の道へ進むことを決めた私は、母も姉も卒業生である兵庫大学で社会福祉について学び、今は介護職として働いています。
就職して2年が経ちますが、日々の業務から学ぶべきことも多く、決して楽な仕事ではないと感じています。
それでも、何気ない私の声掛けや介助に毎日のように、利用者の方からいただく「ありがとう」という言葉や笑顔は、
私の日々の活力となって、また明日も頑張ろうという気持ちにさせてくれます。
同時に、社会に必要とされる重要な仕事を担っているのだなと改めて気づかされます。

利用者だけでなく、施設で働く人たちも幸せになれるそんな環境を創り上げることが私の将来の目標です。
現在は、介護職として働きながら相談員をめざして努力を続けています。
支援相談員となれば、利用者のご家族からの相談応対や入所・退所に関する業務、他職種との連携など
施設全体に関わる業務を担うことになります。
これは、私自身が目標としている将来へのキャリアパスとして必要な過程であり、やりたかった業務でもあります。
介護職を通して利用者の方と直接関わっているからこそ生まれる発想を活かして、
利用者の方だけではなく施設で働く人たちも幸せになれる環境を整えていきたいと考えています。
そしていずれは、自分の経験と想いをカタチにした施設で施設長として活躍し、社会へ貢献する姿を想い描いています。

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